4つのスタイル
5.エクスプレッシブ/感覚派の特徴
[ 高い 思考表現度×高い 感情表現度 ]
最後は
エクスプレッシブ/感覚派です。主張も、感情も、ともにオープンにするのが、このエクスプレッシブ/感覚派です。Expressive、社交派などとも呼ばれます。
この方々の特徴は、チャレンジ精神旺盛で、意見も思いも感情も忌憚なく表す、歯に衣きせぬタイプです。ご本人は、そんなことはない、これで遠慮もある、と思っているようですが、スタイル論は、あくまで、他の方からどう見えるか…、ですから。
言葉、声、態度などすべてを使い、豊かに主張し、感情を表現する
しっかりと視線をとらえ、感情を込めてアップテンポで話す
まわりを巻き込むような、説得力のある話し方をする
明るく、自信があり、直観的かつ直感的な人という印象
直感的に決断するので、即決即断
皆をその気にさせ、巻き込み、楽しませることが得意
細かいことにとらわれず、いいノリの中で、楽しく、にぎやかにことを進める
まずは、強い人間関係を築くことにエネルギーをかける
一人いらっしゃると、かぜん、にぎやかな雰囲気になるタイプです。夢中になると、本当に熱中しますが、飽きてしまうと、あっさり忘れてしまう傾向もあります。"親分肌""姉御肌"と言われるように面倒見がよく、皆を巻き込んで夢中にさせ、難しいハードルほど嬉々として越えようとし、ときに信じられないような結果を達成します。が、衝動的な言動で、まわりを驚かせることも。
よく言えば細部にこだわらないのですが、細かいところを見落としてしまったり、事実関係、情報をちゃんと調査しないで、直観で進めてしまい、あとから、“こんなはずではなかったのだが…。”となる場合もなきにしもあらず。低迷する時代に、夢やビジョンを示し先導する“カリスマ性”も、このタイプの特徴です。